自分のサイトの内部構造をチェックしよう!PageSpeed Insightsの使い方
2024年05月25日に公開
目次
PageSpeed Insightsとは?
PageSpeed Insights(ページスピードインサイツ)は、Googleが提供する無料のツールで、ウェブサイトの速度とパフォーマンスを評価してくれます。このツールを使うことで、サイトの内部構造がどれだけ良いかをチェックし、改善点を見つけることができます。
PageSpeed Insightsの使い方
PageSpeed Insightsの使い方はとても簡単です。以下の手順に従って、自分のサイトをチェックしてみましょう。
- PageSpeed Insightsのページにアクセス まず、PageSpeed Insightsのページにアクセスします。
- サイトのURLを入力 次に、自分のサイトのURLを入力するフィールドに、評価したいウェブサイトのURLを入力します。
- 「分析」ボタンをクリック URLを入力したら、「分析」ボタンをクリックします。
- 結果の表示を待つ 数秒待つと、結果が表示されます。分析が完了するまでしばらく待ちます。
デスクトップとモバイルの分析
PageSpeed Insightsは、デスクトップとモバイルの両方の分析結果を提供してくれます。結果ページにはデスクトップとモバイルのタブがあり、それぞれのパフォーマンスを確認することができます。
現在はモバイルファーストの時代であり、Googleもモバイルでのパフォーマンスを重視しています。つまり、モバイルでの評価が特に重要です。デスクトップの評価だけでなく、必ずモバイルの評価も確認しましょう。モバイルユーザーの増加に伴い、スマートフォンでの快適な閲覧が求められています。
サイトの評価を読む方法
結果が表示されたら、どこを見れば良いかを解説します。評価はスコアとともに、具体的な改善点が示されます。
スコア
スコアは0から100までの数値で示されます。スコアが高いほど、サイトの速度とパフォーマンスが良いことを意味します。
- 90-100: 非常に良い
- 50-89: 改善の余地あり
- 0-49: 大幅な改善が必要
分析結果
結果ページには、「パフォーマンス」、「アクセシビリティ」、「ベストプラクティス」、「SEO」などのタブがあり、それぞれにスコアと具体的なアドバイスが表示されます。初心者の方は「パフォーマンス」のタブに注目してください。
評価結果を改善する方法
結果を見たら、次は改善です。非エンジニアでも取り組みやすい改善方法をいくつか紹介します。これらのポイントを押さえておくだけで、サイトのパフォーマンスは大きく向上します。
画像の最適化
画像はサイトの読み込み速度に大きな影響を与えます。画像を小さくしたり、適切なフォーマットに変換することで、読み込み速度を改善できます。特に、JPEGやPNGの代わりに、WebPなどの次世代フォーマットを使用することで、画像のファイルサイズを大幅に減らすことができます。
不要なプラグインの削除
不要なプラグインが多いと、サイトの速度が遅くなります。使っていないプラグインは削除しましょう。これにより、サイトの負荷を軽減し、読み込み速度を向上させることができます。
キャッシュの利用
キャッシュを使うことで、サイトの読み込み速度を劇的に向上させることができます。キャッシュプラグインを導入して、ページが速く表示されるようにしましょう。
コードの最適化
不要なスペースや改行を削除し、コードをできるだけシンプルにします。これにより、読み込み速度が改善されます。また、HTML、CSS、JavaScriptなどのテキストファイルを圧縮することで、ファイルサイズを小さくし、読み込み速度を速くできます。
レンダリングブロックを最小限に
CSSやJavaScriptのロード順序を工夫し、ページのレンダリング(表示)がブロックされるのを防ぎます。特に、重要でないスクリプトは「遅延読み込み」(defer)を設定することで、ページの表示がスムーズになります。
リクエストの削減
外部リソース(フォント、アイコン、スクリプトなど)へのリクエストを減らすことで、ページの読み込み時間を短縮できます。できる限り、自サイト内で必要なリソースをホストするようにしましょう。
まとめ
PageSpeed Insightsを使えば、誰でも簡単に自分のサイトの内部構造をチェックし、改善点を見つけることができます。サイトの速度とパフォーマンスを向上させることで、訪問者にとって使いやすいサイトになり、検索エンジンからも好評価を得られます。ぜひ、適切な改善を行い、より良いホームページを目指しましょう!
mino / Webデベロッパー
こんにちは、Webデベロッパーのminoです。
私は主にJavaScript使用して、ユーザーにとって使いやすく、魅力的なWebアプリケーションの開発を専門としています。
Reactなどの最新のフレームワークを活用し、モダンでパフォーマンスの高いUIを構築することが得意です。 今後もユーザーに感動を与えるような、魅力的なウェブ体験を提供できるように努力していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。